惣菜を魅力化するために
▼日本人の中食需要が著しく増加しています
共働き世帯や一人暮らし世帯の増加で、時間的な制約や無駄な食材の軽減から、ますます惣菜需要が増加しています。
昨今の経済環境の悪化から、世帯所得が減少とともに外食が減少する一方で、中食市場は順調に推移しております。今後も、この傾向は続いていくものと思われます。
▼オンリーワンの魅力がなければ集客できません
他店舗にはない「とがった魅力づくり」で違いを出していくことが必要となってきます。
惣菜部門は独自色を出しやすいので、強化していくことにより、競合店舗にはないオンリーワンの魅力づくりが可能であり、集客の柱にすることができます。
▼惣菜は安売り競争に巻き込まれにくい商品です
惣菜は“価格”よりも“味”“見栄え”と言った感性要因が先に購買動機になるため、価格競争に巻き込まれにくい特質があります。
惣菜魅力化コンサルティングの狙い
- 買物行動に対応した惣菜売場づくり
本プログラムでは、「真のお客様は誰か」を突きつめ、小商圏化の中でいかに細かく個店対応できるかを考え、お客様にごひいきイメージを定着させるために、惣菜部門に独自性を仕掛け、戦略的な核部門に位置づけて育成します。 - バイイング力・MD力で生産性を向上
本プログラムでは、収益と費用のバランスを重視し、目的によって、作るものは作る、仕入れるものは仕入れて、クオリティとコストダウンを両立させて、惣菜部門の黒字化を目指します。 - 教育ではなく共育(一緒に考えて)による人財育成
本プログラムでは、惣菜部門強化に人を巻き込み、プロジェクトへの参画で人を育て、お客様に見えないオペレーションの仕組みを分かりやすく“見える化”して、個人のスキルアップを図りながら、お客様の絶対的な支持を定着させていきます。
コンサルティングの進め方(概要)
取り組みイメージ図

- STEP1 店舗力の実態調査 【自分らしさ分析】
ーお客様を知り、ごひいきイメージを自店仕様の商品づくりに活かすー
・商圏(自店・競合・顧客)
・従業員(アンケート、ヒアリング等)
・商品(鮮度、見栄え、品揃え、MD価格帯等)
・売場(陳列技術、棚割 クリンリネス、フレンドリーサービス、品切れ
- STEP2 改善課題の抽出・「取り組み」計画策定
ー買物シーンに対応した品揃えで、ここにしかない売場づくりを目指すー
・店舗力調査結果と従業員が感じている認識とのギャップ分析
・調査結果を基に課題を整理・評価
・目標値(業績目標と業務改善目標)
・改善計画書
・現場指導方針
→惣菜魅力化の取り組みテーマ詳細
- STEP3 モデル店舗で「現場実践」実務指導
ー定期的に開催するモデル店プロジェクト会議にて、データ及び売場について担当者に進捗を確認するー
(課題の共有化と個人スキルの向上、売場への落とし込む)
<プロジェクト会議>
・課題の提案と問題点の検討・指摘
・課題に対しての意見交換
・原因追求と改善策の検討(優先順位付けと、改善に向けてのスケジュールを決定)
<売場での商品・品揃え確認>
・「各店進捗度チェックリスト」で進捗状況をチェック
・商品や品揃えなどを時間帯で確認
・問題があれば、その場で指摘
- STEP4 導入成果の全店水平展開
ー導入成果を整理し、全店へ波及させます。プロジェクトを立ち上げ水平展開を推進いたします。ー