工事を進めていく過程においては、施工計画や工事の問題点など発注者に説明し、円滑な工事遂行を実施する対応力が求められます。事例をもとに演習形式でその能力を磨いていきます
対象者 | 若手社員、中堅社員、ベテラン社員 |
標準時間 | 7時間 |
研修形式 | 集合型研修 |
研修の到達点、期待効果
- 施工方法をわかりやすく近隣に説明し安心してもらうことや協力会社に安全作業を指導する打合せなどのスキル向上が期待できます
研修のポイント
- コミュニケーションの取り方のコツを修得し、工事円滑化および会社の信用を高めることを主眼に置いています。
- 具体例をもとにグループで演習することで実践的な対応テクニックを磨きます
研修プログラム
1.工事説明のいろいろ(事例紹介と自己チェック)
1)基礎工事による騒音と振動について近隣に説明するとき
2)道路工事による交通規制について通行人から苦情が出たとき
3)協力会社に作業工程が厳しい日程を説明するとき
2.工事説明力の演習(グループごとの説明演習)
1)近隣への説明のコツ ・大きなクレーンが住民にとって不安 ほか
2)協力会社への打合せのコツ ・コンクリート打設方法について ほか
3.発注者への作業方法と工事条件変更による提案交渉
1)円筒の柱を変更する提案交渉
2)屋上の落下防止柵の変更交渉
3)盛土法面の擁壁の変更交渉 など