院内プロジェクトチームの活動支援
「経営改善計画を作ったのは知っているけど、職員一人ひとりは具体的に何をすればよいのかわからない」といったケースが見られます。経営改善計画は病院の全体目標であることを理解し、目標連鎖を背景に、部門・課・個人レベルでの具体的な改革実行アクションを計画にしていく必要があります。
病院の特性として、他部門・他職種による組織形態が挙げられます。部門間の意識の違いが生じて、病院全体で何かを取り組もうとしても前進しないといったケースが見られます。病院の経営問題は多岐に渡り、1部門の力で解決できない場合もあります。チーム医療と同様に、経営改革も全部門・全職種横断的に職員一丸となって推進していく必要があります。
すでに策定している経営改善計画に基づき、
- 改革アクションの3ヵ年のスケジュール化
- 改善項目における実行レベルの優先順位付け
をした“改革アクションを実行するための”中期経営計画を策定します。
中期経営計画においては、目標連鎖を考えながら、「いつまでに」「誰が」「何をするのか」を明確にしていきます。
実行・達成の状況確認は4半期毎を想定し、マネジメントサイクル(PDCA)を回すことを意識したものとします。
中期経営計画策定は、経営目標や改革目標の共通認識を図り、実行レベルを反映した計画にするため、「職員参画型」で実施します。職員代表メンバーとコンサルタントとの共同作業で実施します。
策定した中期経営計画をもとに、改革実行・目標達成のためのプロジェクトチームを設置します。
プロジェクトチームは、改革アクションの項目・領域に合致するように
- 部門(職種)別
- 部門(職種)横断型
を柱として編成します。
部門(職種)横断型プロジェクトでは、病院全体で取り組むべき優先課題の克服を目指します。
特に、単年度黒字化のベースとなる「収益の向上・確保」につながる改革アクションを優先します。
職員とコンサルタントとの共同作業でプロジェクト活動を推進します。
※内容は一例です。
プロジェクトの企画・実施にあたっては弊社の営業担当者がお伺いし、お客様のご要望、目的、成果イメージなどを確認させていただいた後、オリジナルプログラムを設計しご提案いたします。