4月2日(火)、4月3日(水)に新入社員育成講座を開催いたしました。
今年も2023年同様に会場開催のみで開催しました。9社22名の受講生の方々にご参加いただきました。
講座の目標
本講座では新社会人が主体性を発揮するために、以下の5つのポイントを押さえるために、学生から社会人になるために、社会人に求められる意識、ビジネスマナーの基本、仕事のすすめ方、コミュニケーションスキル等を学習ししました。
1.目標を明確にする。
2.役割を理解する。
3.学習する。
4.コミュニケーションを取る。
5.時間管理と優先順位を理解する。
さらに、今年は、【内発的動機付け】にも焦点を当て、講義や振り返りの機会を設けました。内発的動機付けに意識を高めることで、自発的、自主的に行動を促進することを意図いたしました。
具体的には、学生と社会人の違いを整理し、社会人として持つべき意識を醸成します。講義でビジネスシーンでの姿勢やマナーの「重要性、目的、やり方」などを理解し、ロールプレイング(実践)を通して、実際にやることの難しさを体験しました。自分自身の現状を把握し、改善・練習すべき点に気づきを得ていただきました。
仕事の進め方については、タイムマネジメントやマネジメントサイクル、仕事の優先順位、仕事の受け方などは、講義やケースワーク、ロールプレイングを通じて実際に起こりうる状況を学びました。
研修2日目の最後には、目標を設定します。学習したことを今後どのように実践していくか、行動目標の作成をし、グループメンバーに決意表明することで、自己の意識を高めました。
注目ポイント
実際の電話機を用いての電話対応練習!
本講座では、企業で使用されているビジネスフォン(中古)を使って電話対応のロールプレイングを行います。自宅に電話機を持つ人が少なくなっており、電話機の操作方法を知らないことがあるからです。ビジネスフォンには、受電、架電、転送、保留など、様々な機能があります。実際の職場で使われている機材を使用することでより実際の場面のイメージを持ってもらいました。
練習して慣れることが大切ということを認識しました。
ペーパータワーゲーム!
ペーパータワーゲームで、このゲームの目的は、PDCAサイクルとコミュニケーションの重要性を実際に体験し、理解することです。知識学習後に、実際にPDCAを回すことで、必要性や重要性をより深く理解することができます。
このゲームでは、チームは紙を制約条件の中で高く立てるための計画を立て、実践し振り返り改善を検討します。PDCAサイクルを2回まわすときには、チームメンバー同士のコミュニケーションが不可欠です。誰が何をするか、どのように協力して高く立てるかなどを話し合うことで、チームの協力や意思疎通の重要性を理解する事が出来ます。
1回目トップのグループがより高い成果を目指して挑戦しました。結果は下がってしまいましたが、挑戦することの大切さや改善方法の重要性を感じたことが伺えます。
お申込み担当者様へのご報告にも力を入れています!
研修開催までの準備のご案内、研修当日の参加状況の報告などをいたしました。実践の振り返り時期には担当者へのメール配信をいたします。
受講生の皆様へのご指導はもちろんですが、申込担当者様と綿密にやり取りすることで、少しでも安心してお任せいただけるように努めております。
講座内容・受講生の声(一部抜粋・要約)
No | カリキュラム項目 | 受講生の声(一部抜粋・要約) |
1 | 社会人になるということ | ・責任感を持って、自分の行動は会社にも影響することを意識して行動したいと考えるきっかけになった。 ・学生とは違い、何事も重く大きな責任が伴うのが社会人なので、自覚をもって働いていきたいと感じた。 |
2 | ビジネスマナーの基本 | ・言葉遣いなど間違って覚えていたことがあったので、正しい知識を身に付けて活かしていきたい。 ・笑顔、挨拶、アイコンタクト、姿勢、敬語が人として、社会人として、新入社員として一番重要と感じた |
3 | 仕事のすすめ方 | ・PDCAサイクルを回し、目標の具体性を持って、着実に成長していきたい。 ・PDCAは社会人になる前から聞いていたが、ゲーム形式で理解が深まった。 |
4 | ビジネスコミュニケーション | ・学生とは違ったコミュニケーション能力が必要だと感じた。 ・ケーススタディを考えることで、実際に職場でのコミュニケーションにどう生かすか学ぶことが出来た。 |
5 | コンプライアンスの基礎知識 | ・1つのミスが、想像もできない損失になる可能性があることを理解して、仕事に取り組みたい ・身近な存在のSNSも危険がたくさんあることを改めてしった。 |
他 | 半年後に向けての行動目標・決意表明 | ・決意表明書に書いたことを実践できるようにしたい。 ・自分の頭の中の考えや目標を文字に起こすことで、より自分に課すことが出来た。 ・なにごとにも興味、関心をもって、受け身にならず、取り組みたい。 |
社員教育について
今後も新入社員はもちろん、全階層に向けたご教育をサポートしていきたいと考えています。また、受講生からのフィードバックをもとに、カリキュラムや教材の改善・充実を図り、更なる効果を期待できる内容に更新していく予定です。
参考までに以下のコースをご紹介させていただきます。
新人育成、新入社員研修 – 日本コンサルタントグループ (niccon.co.jp)
講師のコメント
担当講師 上野 由希子 | 株式会社日本コンサルタントグループ パートナーコンサルタント 上野 由希子 たくさんの受講生にご参加いただきましてありがとうございました。 一人で参加された受講生もいらっしゃいましたが、皆さんグループや他の受講生ともしっかりコミュニケーションやメンバーシップを取りながら 前向きに取り組まれ活気のある研修でした。初めてのことも多く大変な場面もあったと思いますが、最後は皆さんの笑顔が溢れ温かい雰囲気で終えることができ大変嬉しく思っております。 お仕事が始まり、迷ったり悩んだりすることもあるかと思いますが、 今目の前にある自分ができる事を一生懸命やることで必ず先が見えてきます。 自分を信じて進んでください! 次回のフォローアップ研修で成長された皆様とお会いできるのを楽しみにしております。 |